フィンランド語を教えること

今回はKOTORIのフィンランド語教師、Inkeriのフィンランド語を教えるこについての記事を掲載します。

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フィンランド語を第一言語としない人のため(以下”S2”)のフィンランド語教師になるには、大学でフィンランド語を専攻し、加えて教職課程も履修します。フィンランドの国際化の進展とともに質の高い言語教育が必要とされている今、この分野は他の人文科学分野にくらべて需要が増えています。

“S2学習”は、フィンランド語を母国語としない人たちのための学習を意味しているので、いわゆる”国語(母語)”の学習とは大きく異なります。言語学習は奥が深く、長いプロセスを必要とするものであり、そういう面においても、私自身、この第一言語としてではないフィンランド語へのアプローチに興味があります。

フィンランド語教師以外に、私にとって興味深く、充実した仕事を思いつくのは難しいです。様々な文化を背景とする人々と出会い、彼らを私の母語(フィンランド語)の興味深い世界へ導くのが私の仕事です。言語も、世界も、色々な角度から見ることによって、その度に新しい発見があるのです!何よりも学習者たちに出会い、私自身も彼らから多くを学ぶこと、そしてプロフェッショナルな同僚に出会えることが、私にとって最高の仕事です。

大学では、さらにイタリア語と政治学も勉強しました。この大学で学んだこと全てが仕事に活かされてます。私は、イタリア語教師として教師のキャリアをスタートしましたが、現在は移民のためのクラスで社会適応スキルも教えています。主に社会人を対象としたレッスンを担当していますが、他にも高校や職業学校、また若い移民のためのクラスでも教えています。

私は、学習者が学んだその日から積極的に話し、言葉を身につけられるよう、彼らのモチベーションを高め、一歩前へと背中を押す先生でありたいと思います。そして言語学習のあらゆる分野において、多様かつヴァリエーション豊かなレッスンを提供したいと思っています。他言語を学習することはとても意義があり、そして、多くの言語の中からフィンランド語を選ぶ人たちがいることは嬉しいことです。

 

P.S.

Mies ampui karhua. / Mies ampui karhun.

Mies (男は)ampui(撃った)karhua(熊を) /  mies(男は)ampui(撃った)karhun(熊を)。

2文の違いは、karhua (partitiivi:分格)の場合、熊はまだ生きていますが、karhun(akkusatiivi:対格)の場合、熊はもはや生きていないことになります。フィンランド語は目的語の格語尾で熊が生きているか、生きていないかを言い表すことができます。面白いでしょ?

 

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